新人戦3位に入った真岡高剣道部

3年ぶりに新人戦3位

真岡高剣道部

スポーツ

 令和4年度県高校剣道新人大会が1月28日、宇都宮市のユウケイ武道館で開かれた。真岡高剣道部は小山高と共に男子団体で3位に入った。第32回全国選抜大会県予選を兼ねた大会で30校が出場。優勝は佐野日大、準優勝は文星芸術大付属高。真高の新人戦3位は3年ぶり4回目になる。
 同校部員は1、2年10人。大会は先鋒宮川琉玖(2年)、次鋒三村智暉、中堅三品圭太、副将酒寄陽太(いずれも1年)、大将樋口清隆(2年)、補欠に揚石光太朗、菊池快杜の7選手がエントリーし試合に臨んだ。
 顧問の上野弘教諭によると、絶対的エースはいないものの、先鋒から大将まで粘り強くつなぎ、総合力で勝負するチームと分析する同部。初戦、気の抜けない相手だったという宇都宮高は3―0、2回戦栃木翔南5―0と順当に駒を進め、準々決勝の作新は3―2と辛うじて退けた。準決勝の佐野日大には0―3と善戦したものの、「実績、地力で勝る相手に現時点で本校の剣道は通用しなかった」と話した。
 同部OBでもある上野教諭は磯貝厚教諭と2人体制で、剣道を通した人づくりを主眼に指導に当たっている。部員たちは「関東大会(本県出場枠4校)を目標に部員一丸となって頑張りたい」と力強く語り、上野教諭も今回の成績に「5月の予選ではこのチャンスを生かせるよう指導していきたい」と話した。

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