石坂市長(中央)に東日本大会出場を報告するMKH、真岡東中の代表者

MKH(真岡小と真岡東小の合同チーム)小学校では県初
真岡東中5度目の東日本大会へ

吹奏楽で東関東代表として出場

文化

 真岡小学校・真岡東小学校の吹奏楽合同チーム「真岡キッズハーモニー(MKH)」と真岡東中学校の吹奏楽部は、10月9・10の2日間、北海道札幌コンサートホールで開催される第21回東日本学校吹奏楽大会に東関東代表で出場する。両チームは、9月30日、真岡市役所を訪れ石坂真一市長、田上富男教育長に出場を報告、石坂市長から両チームに激励金が贈られた。
 MKHは、9月12日に宇都宮市の文化会館で、真岡東中は、18日に茨城県水戸市で行われた第27回東関東吹奏楽コンクールで金賞を受賞し東日本大会出場の切符を手にした。
 MKHは、合同チームとして活動して15年。3年前に合同チームでも代表として出場できるようになり、小学校部門で東日本に駒を進めたのは本県ではMKHが初めて。
 顧問の有馬大志教諭の指導の下、平日はそれぞれの学校で、土日祝日は合奏練習に励んでいる。演奏曲は片岡寛晶作曲の月の神をモチーフにした「月魄狂詩曲」。
 部員は真岡小8人、真岡東小13人で、6年の真岡小部長柳茉那さん、真岡東小部長栁田百香さんは東日本では「技術を意識した演奏で、1金を取りたい」と意欲を見せる。
 真岡東中は、5度目の東日本。顧問の小宅宏美教諭、安藤和子教諭の指導で松下倫士作曲の「ベルゼール・ブランシュ~美しき白い翼~」を20人編成で演奏。部長の中丸絢音さん、副部長の杉山れんげさんは「部の目標の『一心不乱』で日々取り組んできた演奏をホールに響かせたい」と語った。
 石坂市長は、「市がグレンドーラと姉妹都市になったきっかけは真岡高校の吹奏楽部の演奏だった。音楽は世界の人を楽しませる。県・関東の代表として堂々と演奏してきて欲しい」と力強くエールを送った。

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