完成した新校舎

教室内が外から見えてしまう従来の木造校舎

エコロ・インターナショナル 安全・安心な製品を提供

柔軟な対応でグローバル企業へ

環境特集

 有害化学物質を一切使用しないスキンケア商品、サプリメントなどの製造・販売を行う㈱エコロ・インターナショナル(真岡市並木町1丁目、原村正紀代表取締役)。2000年の会社設立以来、変化する社会に柔軟に対応しながらグローバル企業へと成長。国際的な社会貢献やSDGsの目標達成にも目を向け、積極的に事業を展開している。
 もともと肌が弱かった原村代表取締役が「自分の肌に合う、安全・安心な製品をつくりたい」と決心し、アミノ酸を主成分とした、全身を洗えるゲルソープ「マリンピュアクリスタル」を開発。さらに、Ⅰ型マリンコラーゲンと肌に住んでいる皮膚常在菌(スキンバクテリア)を育てる成分を世界で初めて配合。このレシピは同社独自のもので、他社にはまねのできない〝オンリーワン製品〟だ。同製品を使用して自身の肌が良くなったことから、原村代表取締役は「悩んでいる多くの方に使ってほしい」との思いで会社設立に至った。
 その後も「環境汚染はいずれ人間に返ってくる」との考えから、有害化学物質を使用しない製品、生分解性(有機化合物が土壌や水中の微生物により分解される性質)の高い製品開発を徹底。市販品よりは高価だが、地道な営業活動により売上を伸ばし、中国のネット通販最大手「アリババグループ」と提携。シンガポールや台湾、ベトナム、欧米などの海外市場にも進出している。
 国連がSDGs(持続可能な開発目標)を推奨して以降、世界的に環境に良い製品をつくる風潮が顕著となった。同社は製品以外に、パッケージにも国際基準となるマークを表示している。
 また、原村代表取締役は教育や人づくりにも力を入れており、カンボジアの子どもたちの教育に役立ててほしいと、現地の小学校建設を支援。本年3月に2校目が完成した。現地には、10年間で井戸45基、トイレ35カ所を設置し、併せて食料不足の解消や収入増につながる野菜づくりも指導。衛生環境および生活の質の向上に寄与している。
 原村代表取締役は「時代やお客様のニーズに合った新商品の開発、既存商品のリニューアルが必要。欧米の品質基準は日本より厳しいが、さらなる海外進出を果たしたい」と将来を見据えていた。

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