春秋園 循環型社会構築へISO活用

木くずをウッドチップに再利用

環境特集

 造園・土木業の㈱春秋園(真岡市上高間木3丁目、小川孝代表取締役)は、伐採木や建設現場で出た木くずなど破砕処理し、ウッドチップとして再利用。循環型社会の構築や環境負荷の低減に取り組んでいる。
 同社は昭和57年に小川代表取締役が創業。顧客の信頼に応えるべく、住みよい環境づくりに貢献してきた。平成15年には、真岡市長田に木くずリサイクルセンターを設立。一般・産業廃棄物処分業および収集運搬業の許可を取得し、中間処理を開始した。
 18年6月には、環境分野の国際規格である「ISO14001」を取得。独自の環境方針として▽関係法令・条例等の遵守▽地球環境の保全および保護▽環境マネジメントシステムの継続的改善―などを定めている。
 木くずリサイクルセンターでは、自社の工事で出た伐採木や剪定枝のほか、業者や一般家庭から持ち込まれる木くずなども取り扱う。破砕機で生産したウッドチップは、主に木質バイオマス発電の原料や畜舎の敷料として再利用されている。
 昨年6月には、適正な産業廃棄物処理への貢献が認められ、公益財団法人全国産業資源循環連合会から「地方優良事業所」として表彰された。
 近年では、樹木の枝が道路や隣接する土地にはみ出すことにより発生する事故やトラブルが増加傾向。同社への伐採や剪定の依頼も増えているという。小川代表取締役は「持続可能な環境を未来に残すことが使命だと考えている。今後も受注拡大に努め、社員一丸となって循環型社会の実現に寄与していきたい」と意気込みを語った。

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