感染防止対策を学んだ講習会

感染防止対策を学ぶ

にのみや商工会が保健師招き

社会

 にのみや商工会は9月16日、真岡市久下田のどんとこい広場展示室で「新型コロナウイルス感染防止講習会」を開いた。
 店舗等で対面接客を行なっている商工会会員を対象に、感染防止の徹底を図り、会員事業所から感染者を出さないという意識を再認識してもらおうと行ったもので約20人が出席した。講師は真岡市健康増進課の保健師石﨑浩子さんで「具体的な感染防止対策について」と題して講演した。
 石﨑さんは、「新型コロナウイルス感染は飛沫が7割、接触が3割。屋内で換気が取れてない状況だと感染のリスクが上がるので密閉・密集・密接の3密を避けることが大切。接触感染を防ぐには石けんを使った丁寧な手洗い、食器、ドアノブ、手すりの消毒が有効で、身の回りを清潔にするよう心掛ける。また、濃厚接触は、マスクをせず1m以内で15分以上の対面状態を指すもので、これを避けたい」などと話した。
 引き続き市商工観光課の鶴見幸代さんが「真岡市新型コロナウイルス感染症予防対策支援金」について説明。アクリル板や飛沫防止フィルム、テイクアウト用食器、非接触型体温計など感染拡大防止のために取り組んだ事業経費の一部を支援するもので、10月31日までの受付期間であることを周知した。

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