横断歩道を渡る園児

入学前に道路歩行と買い物体験

信号青で横断
かみねの森認定こども園

社会

 社会福祉法人青葉学園福祉会かみねの森認定こども園(市貝町上根、櫻井奈津子園長)年長児11人は3月5日、4月の小学校入学に向けて近くのスーパーまで約2㌔を歩き、横断歩道の渡り方など交通ルールを学んだ。
 同園は、茂木警察署赤羽駐在所の河原龍太巡査部長の協力で、10月と2月に同園で交通安全教室を実施した。河原巡査部長はこの日も来園して同行。出発前、「交差点でのお約束は」と質問すると、園児は「止まる、見る、まつ」と元気よく答えた。
 スーパーまでに信号のある交差点が2か所あり、園児は青信号になってから左右を確認し手を挙げて横断した。
 スーパーでは、300円でお菓子を買う「お買い物体験」をした。スーパーにある「ポケット菓子専用カゴ」を手に、好きなお菓子を数種類選んだ。合計金額は付き添いの先生が協力して計算した。
 セミセルフレジで、店員が商品バーコードの読み取りを行った後、園児はお金を投入し、おつりの出るボタンを押して決済した。
 櫻井園長は「園児は4月からそれぞれ5つの小学校に通います。交通安全に注意し、安全な学校生活を送ってほしいと願っています」と話した。

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