発刊された「ママの童謡絵本」

真岡市の菱沼さん「ママの童謡絵本」を自費出版

子ども向け短編詩12編掲載

日々是好日

真岡市京泉の菱沼谷さんは、このほど自費出版で「ママの童謡絵本」を発刊。母親が子どもに読み聞かせる短編詩12編が、かわいい絵とともに掲載されている。
 菱沼さんは子育てに奮闘中の昭和48年5月、下野新聞が「子どもに聞かせる楽しい歌」の歌詞を読者から募集する「ママの童謡」欄に、「ママのお医者さん」を投稿して初採用。以降、計12編が採用された。
 その12編のイメージに合うよう、絵を担当した飯田絵里さんが、表情豊かな子どもや動植物、風景などを描き、絵本として出版。作品は「へのへのもへじ」「つばめのおまわりさん」「すいかのお返事」「北風の郵便やさん」など、随所にユーモアを交えながら、子どもにも理解しやすい表現で構成されている。
 完成した絵本は、図書館や児童施設などに寄贈。希望者には、簡易製本のものを贈呈しているという。
 菱沼さんは「かわいい孫や幼稚園児へのプレゼントにふさわしい絵本ができた。素敵な絵を描いてくれた飯田さんには、大変感謝している。夢を叶えることができ、本当に嬉しい」と話していた。

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