全校児童による合唱

大内西小 特色ある教育実践へ連携

創立150周年で記念式典

文化

 真岡市立大内西小学校(神保元康校長)の創立150周年記念式典が9日に行われ、在校生や保護者、教職員、来賓、地域関係者ら約280人が出席。同校の歴史を振り返るとともに、今後ますますの発展を祈念した。
 同校の前身である青於学舎は明治7年3月、東円寺の一室に設立。昭和29年の市制施行に伴い、現校名へと改称された。
 体育館で行われた式典では、大塚貴久実行委員長が「固く結ばれた絆を絶やすことなく、これからも受け継いでいってほしい」、神保校長は「今後も学校・家庭・地域が連携し、特色ある教育の実践を目指してまいりたい」とあいさつし、関係者の理解と協力に感謝の意を表した。
 来賓祝辞では、石坂真一市長が「時代は大きな変革期を迎えている。どんな社会情勢にも対応できる力を育んで」、同校の卒業生である渡邉隆市議会議員は「子どもたちの健やかな成長は、いつの時代も共通の願い。人間性豊かな児童の育成を」と述べ、地域に根差した教育活動の継続を願った。
 児童の言葉と合唱、記念DVDの放映が行われた後、スペシャルゲストの作新学院高校吹奏楽部が記念公演。当日夜は、記念事業として花火が打ち上げられた。

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