井戸祓いで祈願
蒸し米を広げて放冷
益子町
酒の仕込み始まる
外池酒造 井戸祓いで祈願
今年も美味しい酒がつくれますように
文化
日本酒の仕込みの季節がやってきた。益子町塙の外池酒造店(外池茂樹社長)では、10月6日から仕込みが始まった。
燦爛の銘柄の同店では、仕込みに先立ち9月28日、酒蔵内にある酒造りに使用する地下水の井戸の「井戸祓い」が行われた。井戸の前に野菜などを供え、出席した外池社長や蔵人らが「今年も美味しい酒がつくれますように」と祈願した。
南部・下野杜氏の資格を持つ小野誠杜氏(39)は、「コロナ禍にあって酒造りができることを嬉しく思う。全力でがんばります」と語った。