3年生のダンス

全校生徒作品

物部中 「桜町祭」で心一つに多彩な発表

5000羽の折鶴でコロナ収束と文化祭の成功祈る

文化

 真岡市立物部中学校(市村政幸校長、生徒99人)は10月24日、同校で「心化~体は遠く、心は近く」をテーマに文化祭「桜町祭」を行った。生徒の発表の場を設けようと、コロナ禍であるが感染防止対策を万全にとって開催した。
 会場には全校生徒と職員で新型コロナウイルス感染症収束と『桜町祭』の成功を願い5000羽の折り鶴で作った『物部中・心化』の折鶴文字が飾られた。来場できない保護者へは、ZOOM配信した。
 来場は生徒1人に保護者1人とし、サーマルカメラで検温し入場。アルコール消毒、大型扇風機での換気、会場の体育館は、ソーシャルディスタンスを確保し、座席も事前の抽選で指定席とした。
 発表者と観客の間に飛沫防止パーティションを設置し、少年の主張発表、合唱コンクール、吹奏楽部の演奏、3年生が体育の授業で取り組んだ創作ダンス、有志による尊徳太鼓の発表などを行った。
 全校生徒作品制作委員長の3年深谷若葉さんは「短期間での制作には苦労が多かったが、みんなの思いが一つになった」と喜びを語った。

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