鉢に花苗を植える児童
花育教室 花を育ておもいやり学ぶ
花と緑の市実行委員会
社会 真岡市内の造園業と関連団体15社で組織している「花と緑の市実行委員会」(高波眞吾会長)は6月3日、真岡小学校の特別支援学級の1年から6年生の児童28人を対象に花育教室を開いた。
「花と思いやりの心の育成」をテーマに、子どもたちが花を育てることで、巡り巡って花が子どもたちを育てている、という機会を作ろうと行っている。
水沼隆校長は、児童を前に「花の気持ちになって世話をするときれいな花を咲かせます」とあいさつをした。
高波会長は「楽しく植えましょう」と呼びかけた後、ジョウロでの水のやり方や季節ごとの管理の仕方などを説明した。
児童は園芸店「光菅園芸」の光菅豊さんら実行委員会のメンバーの指導を受けながら、長い期間楽しめる「宿根バーベナ」の花苗をプラスチック鉢に植え替えた。花言葉は「家族の和合」などと教わり、児童代表の森田陸翔君がお礼を述べた。
児童らは植え込んだ鉢に自分の名前を書き、教室で育てた後、自宅に持ち帰り花を楽しむという。