サツマイモを手にする小田さん夫妻
市貝で野菜づくり楽しむ
小田さん夫妻
社会 宇都宮市の小田忠さん、順子さん夫妻は昨年春から、遠縁にあたる市貝町刈生田の小森誠さんの畑で野菜を作り、収穫の喜びを味わっている。
順子さんは以前、東京でエステの仕事をしていた。結婚後自宅近くの家庭菜園で野菜作りを始めて栽培が楽しくなり、より多くの種類を作りたいと小森さんの畑を借りるようになった。栽培法はYouTubeで丹念に学び、ギンナンを蒸して作った殺虫剤等を用いて無農薬で作物を育てている。
畑は丘陵地にあり、ニンニク、ショウガ、トウモロコシ、サトイモ、サツマイモなどを栽培。周辺は9月には畔に彼岸花が咲き、キンモクセイが香る。また、小森さんが植えたブルーベリーやユズ、カキ等の果樹が実る。
順子さんは「東京にいる時は病気がちでしたが、野菜作りをするようになってすっかり健康になりました。市貝の景観と野菜作りが好きです」と掘り上げたサツマイモを手に微笑んだ。