新遊歩道で大島住職(左)と森社長

見事な紅葉(昨年)

益子町 円通寺で紅葉のライトアップ

新たな遊歩道が整備されさらに楽しめる散策

文化

 紅葉の名所として知られる益子町の円通寺(益子町大沢1770・大島完之住職)の境内にある約500本余のモミジ、イチョウなどがまもなく見頃を迎え、11月1日からライトアップが始まる。
 例年、昼間の赤や黄色の紅葉の他、薄暮からのライトアップも幽玄で美しいと近郷の善男善女で賑わっている。
 今年は、本堂や県指定文化財の「一切経塔」の裏山に約400mの遊歩道を整備し、より散策が楽しめるようにした。施工は、大島住職の友人で駿府城公園の整備にも関わっている静岡県の東豊造園(森一喜社長)が手掛けた。遊歩道は、天然素材の真砂土で舗装され、擬木の階段、白木杭の手すりなどを整備。森社長は、「公共事業レベルの工事で当社では民間で初の施工だった。自然に調和した景観に配慮した」と話す。
 遊歩道は幅約1・2~2mで、何本もの道がさまざまな種類のモミジや木々、灯籠の合間を縫うようにアプローチされ、既存の遊歩道へとつながっている。
 円通寺は、浄土宗旧名越派の総本山で応永9(1402)年開山。学問寺として栄え、国指定文化財で日本遺産「かさましこ~兄弟山地が紡ぐ〝焼き物語〟~」の構成文化財「表門」があり、ライトアップ時には開門される。
 東日本大震災、自然災害の復興を祈願して「和顔地蔵」が設置され、参拝し浄財を施された人に大島住職が境内の銀杏の実を下処理した「和顔銀杏」を贈呈している。入山無料。拝観は早朝~午後9時。紅葉の状況はQRコードから。
(問)円通寺☎0285・72・2724。

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