真岡消防署で練習の成果を披露する園児たち

パレードで「火の用心」

幼年防火クの園児一役

社会

 3月1~7日の春の全国火災予防運動に合わせ、真岡市内で4日、西真岡保育園と西真岡第2保育園の園児57人による防火パレードが行われた。
 両園の年長組園児で構成する西真岡保育園幼年防火クラブによって春と秋の運動に合わせて実施している。
 園児たちは高寺歩道橋から真岡消防署までの1・3㌔を「戸締まり用心、火の用心」と地域住民に呼び掛けながらパレード。途中、田町交差点、真岡消防署で、「勇気100%」など1年間練習してきた成果を披露した。
 終了後には園児たちが放水体験し、防火意識を高めていた。
 芳賀地区広域行政事務組合消防本部によると、3日現在、管内で22件の火災が発生。建物火災3件、林野1件、車両火災1件、その他16件。過去5年で出火原因の35%が野焼きで、同本部は注意を呼び掛けている。

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