星野町長(左)から阿久津さんにトーチが引き継がれた

上三川町の炬火名が決定

いちご一会とちぎ国体

社会

上三川町は8月27日、町役場で国体炬火イベントを実施。町内の3中学校で採火した火が1つに集められ、炬火名は「折り紙の町 上三川 しらさぎ舞う 平和の火」と発表された。
 「炬火」とは、オリンピックの聖火にあたるもの。炬火名募集には、町内の小・中・高校生から407点の応募があった。
 しらさぎ吹奏楽団による記念演奏が行われた後、表彰式で最優秀賞1点、優秀賞2点の作者に表彰状を授与。命名者となった阿久津恵彩さん(明治中1年)は、10月1日に行われる「いちご一会とちぎ国体」総合開会式に参加し、町代表として炬火ランナーを務める。
 引き続き行われた集火式では、上三川・明治・本郷の各中学校の生徒代表が、各校で起こした火を持ち寄り、上三川町の炬火が誕生。星野光利町長が阿久津さんにトーチを託した。
 星野町長は「中学生が力を合わせて起こした火は、国体成功への希望の火となる。開催が間近に迫り、おもてなしの機運も高まってきた。町としては、町民の皆さんに関心を持ってもらえるよう、一層の情報発信に努めてまいりたい」と意欲を語った。
 炬火名の入賞者は次の通り(敬称略)。
【最優秀賞】阿久津恵彩(明治中1年)
【優秀賞】宇賀神優太(上三川中3年)▽梁島望愛(明治中1年)

今号の記事