2棟隣り合わせのトレーラーキャビン

キャビン内は木目調の落ち着いた雰囲気 。

デッキはBBQコンロを備える  

井頭温泉チャットパレスにトレーラーキャビン

15日オープン ホテル仕様のアウトドア客室

社会

 真岡市下籠谷の井頭温泉チャットパレスに3月15日(金)、新たな宿泊施設「トレーラーキャビン」がオープンする。令和3年2月にオープンしたドームテントに続くグランピング施設。6日(水)から施設の情報を発信する宿泊モニターが体験宿泊中で、インスタグラムなどSNSで発信中だ。
 チャットパレス東側に整備されたトレーラーキャビンはホテル仕様の客室(約30平方㍍)にウッドデッキ(約15平方㍍)が付いた計4棟。総工費は1億円で、1/2は国の補助金を活用している。
 リビングルーム(エアコン完備)、冷蔵庫、電子レンジ、ポット、IHコンロを備えたキッチン、シャワールーム(水洗トイレ付き)、ベッドルーム2部屋で定員5人。デッキに屋外キッチン、BBQグリルを設置。井頭の豊かな自然を眺めながらバーベキューなどが楽しめる。開閉式テントがあり雨の日も安心だ。
 隣り合う2棟のキャビンの仕切りを開けると最大10人が利用でき、家族3世代、女子会などグループでの宿泊に最適。連泊、長期滞在にも向いている。
 料金は季節による価格変動制を採用。一棟当たり1泊1万6千円~10万円(税別)。食事は別料金。
 首都圏からの問い合わせも多く、5月の連休の予約は好調。市プロジェクト推進課は「芝生広場やブランコなど遊具や星空観察など各種イベントを充実させていきたい」と話す。県などと連携しチャットパレス、真岡井頭温泉、井頭公園など「いがしらリゾート」としてエリア一帯の魅力を発信していきたい考えだ。

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