ボランティアに参加したメンバー、左から3番目が鈴木さん

医療現場をアロマで癒す

石川県で被災地支援

社会

 真岡病院透析科に勤務する鈴木真理子さん(44)が日本アロマセラピー学会を通し、石川県能登半島地震の被災地でアロマボランティアを行った。七尾市の恵寿総合病院で医療従事者を対象にアロマトリートメントを行い、ホーウッドとオレンジをブレンドしたオイルの甘くやさしい香りが疲れた気分をリラックスさせた。施術を受けた人は「体が楽になった」「良い気分転換になった」と喜んだ。
 鈴木さんは、看護師やボランティアの経験からアロマセラピーで人の役に立ちたいと「訪問アロマroad amoris(ロードアモリス)」を設立。「香りで豊かな人生を紡ぎ、周りの人を笑顔にする活動がしたい」と意欲を見せた。
 3月29日午前10時から、にのみやニッチ(真岡市久下田)でアロマオイルを使用したハンドマッサージが体験できるワークショップを行う。高根沢町のてづか園芸が製造するユーカリやゆずのオイルをはじめ約20種のオイルから好みの香りが楽しめる。

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