命や水、自然の大切さを啓発

ざぶん文化賞など6人が入選

文化

 水を通じて自然や命の大切さを広く一般に啓発することを目的に、全国の小中学生から作文、詩、童話などの作品を募集する「2020ざぶん賞」(同実行委員会主催、月尾嘉男委員長)の入賞者が決まり、上三川町立上三川中学校から4人、益子町立七井中学校から1人が選ばれた。
 同事業は、命の大切さが問われている社会を背景に、子どもの段階から命の源である海や水に関心を持ってもらい、自然や命の大切さを考えてもらうことを目的に、2002年に始まった。
 今年は、全国から6652点が寄せられ、70作品が入選となり、文部科学大臣賞、国土交通大臣賞、環境大臣賞、水産庁長官賞、海上保安庁長官賞が交付された。
 応募者全員を「ざぶん賞」と認定し、入選者の作品には画家や工芸作家によりアートを施した作品に仕上げられる。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため表彰式開催が中止され、一部の地区の表彰は感染状況により開催が検討されている。
 近隣の入選者は次の通り。
【ざぶん文化賞】▽田中瑞稀・上三川中1年=泳ぎの練習の成果(イラスト)▽片柳心咲・同(3年)=水によって見た景色(同)
【特別賞】▽菅谷菜月・同1年=尚仁沢湧水群での経験(工芸スタンド)▽直井輝永・七井中1年=命の源(イラスト)▽川口結愛・上三川中3年=オーストラリアでの出来事から(同)

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