右はお守り袋タイプと左はシールタイプ。中央がGPS端末

大前神社の「あんしん御守」頒布始祭で、柳田禰宜(右)と北綜警社員

大切な家族GPSで見守り

北綜警・大前神社タッグ
「あんしん御守サービス」始まる

社会

 御利益あるお守りにGPS機能を付加した、大切な家族を簡単に見守れるクラウド型GPS位置情報サービスを北関東綜合警備保障(宇都宮市不動前1丁目、青木靖典社長)と真岡市の大前神社がタッグを組んで始めた。名付けて「あんしん御守」。
 共働き夫婦の「子どもが帰宅したか知りたい」や「外出中に子どもとはぐれた」、同居する家族が「急な雨で外出中の祖母を迎えに行きたい」。
 迷子や高齢者の徘徊など大切な家族の居場所を携帯電話やパソコンで確認できるサービス。連れ去りなど犯罪防止、災害時の所在確認など安心安全につながると期待される。
 同神社のお守り袋(千円)にGPS端末を収納。または端末に貼るお守りシール(3種、同)があり、ランドセルやバッグなどに着けて持ち歩ける。
 先月7日、開発を手掛けた北綜警の陣野和康取締役ソリューション部長ら同社社員12人が同神社を訪れ、柳田耕史禰宜による「頒布始祭」に参列。「地域の安心安全につながる」サービスの浸透を祈願した。
 同神社で祈祷を受けると優遇料金が適用され、月額1800円(税込み、端末レンタル料、通信料含む)。契約時、初期登録費用5千円(税込み)がかかる。(問)北綜警028・639・0301。

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