小学生15人、卓越の合奏

真岡キッズハーモニー10日に定演13曲披露

文化

 真岡市内の小学生で編成した「真岡キッズハーモニー(MKH)」の第15回定期演奏会=写真=が3月10日(日)午後2時から、KOBELCO真岡いちごホール大ホールで開かれる。
 楽器経験がなくても、楽譜が読めなくても音楽好きなら誰でも参加できる保護者会(中山なつみ会長)が運営する地域吹奏楽団。メンバーは現在、真岡小、真岡西小、真岡東小に通う3~6年の男女15人。
 年1回の定期演奏会は3部構成で全13曲を演奏する。SLもおかが走る真岡ならではの楽曲もある。出発のホイッスルを合図に始まる小編成ならではのアンサンブルが楽しめる高橋伸哉作曲「レールウェイ」。さらにバンドを指導する指揮者有馬大志さんと親交のある作曲家片岡寛晶さんに委嘱した「冴ゆる月よ、これあらた…」など吹奏楽曲のほか、YOASOBI「アイドル」などを披露する。
 毎週土日の午前中を中心に物部会館(同市物井)で合奏練習。有馬さんのほか講師5人の指導で、「限られた時間で成果を出せる練習」をモットーに活動する。県や東関東の吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテストで好成績を残している。
 本県代表として出場した昨年9月の東関東吹奏楽コンで金賞。今年1月の東関東アンサンブルコンでは管楽8重奏で金賞を受けた。11月の市大産業祭など市や地域のイベントにも積極的に参加。中山会長は「MKHは楽しく音楽に触れられる場所。ぜひ演奏を聴き、興味があれば参加しませんか」と話した。
 入場無料、全席自由。

PDF版はこちら

今号の記事