ロゴ入りTシャツでぼうじぼを打つ下延生の子どもたち

小池正男さん

芳賀町 小池さんが子ども育成・憲章功労者

下延生が同功労団体で表彰

文化

 令和2年度心豊かな青少年を育む県民のつどいは11月21日、栃木県文化センターで行われ、席上、芳賀町祖母井の小池正男さん(66)は栃木県青少年育成県民会議子ども育成・憲章功労者、同町下延生自治会(手塚真自治会長)は同功労団体として表彰された。
 小池さんは、真岡警察署管内少年指導委員及び芳賀町青少年健全育成推進員として18年にわたり活動。また、町スポーツ推進委員としてスポーツを通して青少年と関わり健全育成に尽力した。
 小池さんは「町の将来を担う青少年は町の宝で、今後も幅広い視野で青少年を見守りたい」と話した。
 下延生自治会は約150戸。世代間交流が少ないことから、地域の課題解決の取り組みとして平成30年伝統行事保存会を立ち上げ、「ぼうじぼ」を復活させ、子どもと高齢者が楽しく交流した。また、新たな「地域交流会」では、絆を意味する自治会ロゴマーク入りの「東京2020Tシャツ」を作成。Tシャツを着て各種行事に参加し、地域の一体感を創出した。
 交流食事会では東日本大震災以来町と交流のある岩手県女川町の食材を用いた料理で災害意識を高めた。また、子ども部屋に貼れる災害時警戒レベルに応じた行動を記したラベルや、ハザードマップ作成、電柱に水害想定高さのテープを貼る活動等を子どもも参加して行った。結果、子どもたちと大人が顔見知りとなり子どもを地域全体で育てる雰囲気が作られた。

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