書籍2冊をプレゼントした

園児への読み聞かせの様子

幼稚園などに絵本寄贈

日産自動車栃木工場
グランプリ大賞2作品を

社会

 日産自動車(株)栃木工場は、上三川町内の幼稚園や保育園など全22施設に童話・絵本を寄贈。2月7日に上三川幼児園で贈呈式が行われた。
 同社は1984年度から、大阪国際児童文学振興財団の協賛で「童話と絵本のグランプリ」を実施。本年度は、第39回グランプリ(2022年度)で童話大賞を受賞した「あたしは本をよまない」(コウタリリン作)と、絵本大賞を受賞した「なんかひとりおおくない?」(うめはらまんな作)の2冊が贈られた。
 町内全施設への寄贈は昨年度に続き2回目。贈呈式では、同工場総務課の神藤昭彦氏が「楽しく読んでほしい。大きくなったら工場見学に来てください」とあいさつし、園児代表のやまのまなかさん、きくちこはく君に書籍を手渡した。
 猪瀬英彦園長は「保育に欠かせない絵本を寄贈していただき、大変ありがたい。子どもたちは絵本を通じてたくさんのことを学んでいるので、素晴らしい活動を今後も続けていただきたい」と感謝の意を表した。
 同社は社会貢献活動として、全国の図書館や事業所近隣の幼稚園などへ書籍を寄贈。町内のその他の施設には、町を通して書籍が届けられる。

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