大賞を受けた童話と絵本を手にする 上三川保育園の園児

日産が童話と絵本寄贈

上三川町内22施設に大賞2作品

文化

日産自動車株式会社は2月13日、本年度「日産童話と絵本のグランプリ」童話部門と絵本部門の大賞2作品のセットを上三川町の保育園、幼稚園など、子どもが通う22施設に寄贈した。
 寄贈したのは藪口莉那さんの童話「木箱の蝶」とホソカワレイコさんの絵本「みかんきょうだいのたんけん」。
 同日、上三川保育園(小川美千代園長)には上蒲生の日産栃木工場人事総務部総務課の石井雅文さんと徳永竜也さんが訪れた。石井さんは年長のひまわり組16人を前に「元気な子どもたちに本をいっぱい読んでもらいたい。近くで車をつくっています。大きくなったら見学にきてください」などとあいさつ。持参した1セットを、代表して稲垣朱莉ちゃん(6)、沼田樹真ちゃん(6)に手渡した。
 さらに下野市内17カ所の他、3月15日(水)には県立図書館など県内55施設にも贈る予定。
 同グランプリは一般財団法人大阪国際児童文学振興財団が主催するアマチュア作家を対象にしたコンテスト。本年度は全国から童話1763点、絵本347点の応募があった。
 同社は次世代を担う子どもたちへの支援として1984年から協賛。社会貢献活動の一環として全国で寄贈に取り組んでいる。

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