春風の中、古墳巡ろう

16日、ましこ世間遺産サイクルツアー

催し物

 地域の魅力を再発見しようと、益子町は3月16日(土)、「ましこ世間遺産」を自転車で巡るサイクルツアーを企画した。担当する町生涯学習課は「春風の中、町内に残る貴重な古墳にスポットを当て、古代人の暮らしに思いを巡らせてみませんか」と参加を呼び掛けている。
 定員20人で募集するのは町内在住、在勤、在学する小学5年生以上(保護者同伴)の自転車に乗れる人で、個人、ファミリー、5人以下のグループ。自転車は各自用意、無料のレンタサイクルもある。参加無料。電話で町中央公民館(☎0285・72・3101)に申し込む。
 「ましこ世間遺産」は、世界遺産や指定文化財ほどではないが、地域で愛され、将来にわたり守り伝えていきたい風土・風習・食文化などを認定している。現在57カ所ある。
 今回は同日午前9時、町中央公民館に集合。県指定文化財の塙地区、星の宮浅間塚古墳、小宅地区の小宅古墳群と、近くの西坪古墳群の3カ所を約10㌔サイクリングしながらガイド付きで見学する。古代人の生活を知ろうと「まい切り式火起こし」体験、古代米の軽食(昼食)も用意される。

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