新加入全12選手と田中新監督(後列中央)

栃木SC、新体制を発表

30選手でPO進出狙う

スポーツ

 J2の栃木SCは、2024シーズンの新体制を発表した。宇都宮市内で1月14日に開いた記者会見で、新加入の12選手と田中誠新監督らチームスタッフが抱負を述べた。
 30選手でプレーオフ進出を狙う今季は18選手が残留し、22チーム中19位で終えた昨季からの巻き返しを図る。J3いわてグルージャ盛岡から加入したGK最年長の丹野研太選手は「今年はプロ20年目。昇格やタイトルなど今までの経験を全てチームの力に変え、個人としての成長もプレーで見せられるよう努力していきたい」。下部組織のユースチームから昇格した揚石琉生選手は「チームの目標に貢献し、アカデミーの(選手の)手本になれるよう頑張る」と活躍を誓った。Jリーグクラブを初めて率いる田中新監督は「昨季は守備で結果を残したが、攻撃では得点力不足だった。今季目指すのは、攻守で仕掛けるアクションサッカー。若手をチャレンジさせて活性化したい」と意気込みを語った。

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