昨年3月の第1回大会

真剣勝負の百人一首

トップ4選手招へい
24日・益子で大会

文化

 益子町にゆかりの深い小倉百人一首を普及させようと「益子かるた大会」が3月24日(日)、同町益子のつかもと内「アート・スペースほんたく」で開催される。
 昨年春、夏に続く3回目の大会。午前は競技かるた界現役トップ選手4人を招いた真剣勝負のトーナメント2試合。午後は2人1組の参加者を募り源平戦を楽しんでもらい、「百人一首の里・益子」をPRする。
 午前9時半に始まるのは「ほんたく杯争奪競技かるた大会」。宇都宮かるた会所属の、いずれもA級塩田理公選手、柳田喬之選手、柳田侑香選手、藤田牧水選手による迫力の競技かるたを観戦できる。優勝者には陶芸家鈴木量さん作のほんたく杯トロフィーなどが贈呈される。
 午後は「源平戦で楽しくかるた取り」と題し、2人1組でチームを組んで百人一首半分の50枚を並べ、早取り(2試合)を競う。初心者大歓迎で、定員30チーム(60人)。1人での参加も可。上位3チームにクオカードが贈られる。
 参加費500円。20日(水)までに名前、住所、年齢(学年)、連絡先の電話番号を「ほんたく」までメール(tsukamotohontaku@gmail.com)か、携帯(090・7503・3652)に連絡する。
 第5代宇都宮頼綱(連生)の懇願が契機となり藤原定家が百人一首を編さんした。その宇都宮家累代の墓所が益子町上大羽にある。

PDF版はこちら

今号の記事