関係者による記念撮影

真岡市に災害用トイレ寄贈

あいおい損保
社内募金制度活用し15台

社会

 あいおいニッセイ同和損害保険は、真岡市に災害用備蓄品としてポータブルトイレ15台(15万円相当)を寄贈。関係者が出席しての贈呈式が2月1日、同市役所で行われた。
 両者は2020年1月31日に「地方創生に関する連携協定」を締結。今回の寄贈は、同社が設置している任意の社内募金制度を活用したもので、寄贈品は市の要望でポータブルトイレに決定した。
 同社栃木支店の小野智康支店長が石坂真一市長に目録を贈呈。小野支店長は「能登半島地震の被害状況を知り、備えの大切さを実感している。今後も自治体と手を組み、社会貢献活動に尽力したい」と意欲を示した。
 感謝状を贈呈した石坂市長は「避難生活においてトイレは重要な問題。有事の際は、いただいた寄贈品により市民の安心が守られる」と話し、一層の連携強化を願った。
 トイレのサイズは幅46×奥行き42×高さ39㌢で、重量は約3・6㌔。当面は市の備蓄倉庫に保管し、発災状況に応じて指定避難所に配置するとしている。

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