福田知事に大臣表彰を報告した真岡児童館やさしクラブ

磯山での活動で環境大臣表彰

真岡児童館やさしクラブが知事に報告

社会

 真岡児童館やさしクラブ(真岡市八木岡、細島恒雄理事長、児童100人)は令和3年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰(自然ふれあい部門)を受賞し7月1日、県庁を訪れ、福田富一知事に受賞を報告した。
 同クラブは平成15年に放課後児童クラブの利用者らで奉仕の心を育むことなどを目的に結成。「関東の富士見百景」に指定されている磯山で学童生徒を中心に森林保全及び環境美化のための清掃活動を継続し、磯山の景観保全に重要な役割を果たした。また、身近なものを使って手作り販売する「児童館ショップ」の売上金を義援金にする活動を継続している。
 クラブ代表の駒場彩乃さん(中村小5)は「これからも楽しみながらエコ活動を続けたい」と述べ、櫻井華乃さん(真岡東小5)は「磯山での『しばすべり』などが続くように活動をしていきたい」と述べた。また、同クラブは5月7日、環境省の令和3年野生生物保護功労者表彰の日本鳥類保護連盟会長感謝状も受賞した。
 細島理事長は「今回の受賞は磯山の地元である東大島区(鶴見政美区長)や磯山とゆかいな仲間たち(細島正稔会長)の協力や支えのお陰だと思っています」と語った。

今号の記事