協定締結した見目企業長(左)と阿部支店長

芳賀中部上水道企業団とアクティオが協定

災害時発電機などの資機材を供給

社会

 芳賀中部上水道企業団(芳賀町祖母井、見目匡企業長)と(株)アクティオ北関東支店(宇都宮市大通り、阿部裕一郎支店長)は6月1日、芳賀町役場で「災害時における資機材の供給に関する協定書」を締結した。
 同企業団は、益子、市貝、芳賀の3町に安全な水道水を安定的に供給する事業を行っている。アクティオは水中ポンプや発電機など建設機械のレンタルを主な業務としている。
 同協定は、同企業団給水区域内で地震、風水害、雷などの災害が発生した時に、応急対策のために要する資機材を要請に応じて供給するもの。見目企業長は「災害発生時に電力の確保は大きな問題で、発電機などを優先的に供給して頂けるのはありがたい。水は生活する上で最も必要なもので今後とも支援をお願いしたい」と述べた。
 阿部支店長は「災害時にスムーズに資機材を供給できるよう平素から防災訓練等に参加して情報を密にして備えたい」と語った。
 アクティオは全国18支店、384営業所があり、阪神淡路大震災をきっかけに地方自治体と防災協定が進み約280の地方自治体と協定を結んでいる。

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