芳賀日赤に米を寄贈した豊田会長ら

芳賀日赤と市社協に新米を寄贈

報徳田で無農薬栽培

社会

 真岡市の史跡桜町陣屋跡の保存と活用を考える会(豊田宣雄会長)は11月5日、芳賀赤十字病院(本多正徳院長)に玄米270㎏、真岡市社会福祉協議会に玄米300㎏を寄贈した。
 玄米は同市物井の国指定史跡桜町陣屋跡にある二宮尊徳ゆかりの水田「報徳田」25アールで収穫したもの。
 同会は、「尊徳さんの田んぼで米づくり」と題した米作り体験を実施して10数年になり、毎年150人前後が参加している。田植えや収穫祭など年4回イベントを行い、収穫したお米は昼食時に試食するほか、市の産業祭で無料配布してきた。
 今年はコロナ禍で米づくり体験や産業祭が中止となり、報徳田でとれた無農薬のお米(コシヒカリ)を医療従事者や社会のために役立てようと寄贈した。
 芳賀日赤の本多院長は「無農薬で手間をかけて栽培したお米を頂き、ありがたい。お米は職員の栄養補給等に大切に使わせて頂きます」と述べた。

今号の記事