最後の演奏を行うバンド
大内中央小 金管バンド部33年の歴史に幕
「ずいずいずっころばし」にアンコール
文化 大内中央小金管バンド部フェアウェルコンサートThe Finalが2月24日、同小で行われた。
同小金管バンド部は、1990(平成2)年に創部された。2000年代には常時30人の部員がおり、地域有数の金管バンド部として活動を続けた。
2008年には、県代表として東関東大会に出場し銀賞を受賞した。部員が減少し今年度は6年生7人のみとなり廃部が決まった。
卒業生を送る会として毎年、フェアウェルコンサートを行っており、この日は最後の演奏会とあってOB・OGなど100人以上が駆け付けた。フィナーレで楽団の十八番「ずいずいずっころばし」を演奏するとアンコールが会場に鳴り響いた。
阿久津裕美校長は「音楽の素晴らしさを実感できたと思う。音楽を通して学んだことを今後に生かしてもらいたい」と、また、指導に当たっていた水越丈晴さんは「少人数ですがいい楽団でした。素直で感性豊かな7人で、10数人分の表現が出来ていました」と部員を称えた。
4月以降は地域楽団「アンサンブル翼」を新設し、広く団員を募集して活動を開始する。