長田で打ち上げられた花火

長田で3年連続の花火打ち上げ

コロナ禍でも思い出づくりにと

催し物

 真岡市長田の長田青壮年部(宮岡聡会長)は7月18日、長田公民館付近で花火を打ち上げた。住民の一体感や子供たちの思い出作りのため、花火を打ち上げたいと長田花火大会実行委員会(野澤和浩委員長)に相談し、同部会員の会費から費用を工面し実施した。
 同地区の花火打ち上げは今年で3年連続。1回目は一昨年、当時の自治会の祭りの世話人代表野澤和浩さんと副代表の荻原孝行さんが、夏祭りをさらに盛り上げようと花火大会実行委員会を立ち上げ、自治会の承諾を受け住民有志の寄付を募って大小約800発の花火を打ち上げ、祭りのフィナーレを華々しく飾った。
 昨年はコロナ禍で自治会の夏祭りが中止となったことから、実行委員会有志が、疫病退散、医療従事者への感謝の気持ちを込め非公開で花火を打ち上げた。
 長田の夏祭りは例年、7月の第3土曜、日曜に行われ、土曜日に子ども神輿とお囃子で八坂神社に神様をお迎えに行き、日曜日に子ども神輿、大人神輿、お囃子が午前中から夕方まで地区内を練り歩く。公民館では各種団体による模擬店なども出て多くの住民の触れ合いの場となっている。
 宮岡会長、野澤委員長は「コロナ禍で自粛が続いている中、住民に明るい気分になってもらえればと実施した。コロナが収束し夏祭りが再開される事を願います」と話した。

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