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J1への土台を作れる存在に

ツエーゲン金沢の西谷優希として

スポーツ

 2023年シーズンまで栃木SCに在籍していた益子町出身の西谷優希選手。2024シーズンよりツエーゲン金沢(J3)へ完全移籍し、現在宮崎県でトレーニングキャンプを行っている。
 西谷選手は18年にドイツのエルンテブリュックから栃木SCに移籍し、6年間チームを牽引してきた。24シーズンから新天地のツエーゲン金沢で、J2昇格を目指す西谷選手に話を聞いた。
▽23シーズンの自己評価は
―一言でいえば勝負の年でした。栃木を去る事を考え、結果を出し上のレベルのチームを目指したシーズンでもありましたが、自己評価は100点中50点くらい。試合には出ていましたが、満足のいく結果ではなかったです。
▽どのような思いで移籍を決断されたのか
―〝いつまでサッカーが出来るのか〟という事、30歳という節目もあり、自分が求めている場所に行こうと…。もちろん栃木でも成長は出来ますが、自分の成長を考えた時に、〝栃木を出よう〟と決断しました。
▽背番号15という数字について
―自分にとって良い数字でもありますし、今までつけたことのない番号で挑戦したかったからです。
▽自身の今季のスローガンは
―チームのスローガンが「新生」なのですが、自分も新たに挑戦するという部分で一致しているので、チームスローガンと同じです。
▽今回の能登半島地震で甚大な被害が出ている中で、スポーツ選手として出来ること
―プレーで魅了し、勇気や元気を与えて、復興の光になれるような存在になりたいです。
▽12月に愛娘が誕生しましたね
―守る存在が増えましたし、育児の大変さを感じています。自由に縛りなく、彼女の人生なので好きに生きてもらいたいと思っています。
▽栃木から応援しているファン・サポーターに
―これからも栃木SCをしっかり支えて欲しいです。そして、僕の新しい挑戦を見守ってください。
▽金沢のファン・サポーターに
―まずは自分の事を知って覚えて貰って、一日でも早くピッチでお会いできるのを楽しみにしています。
 ありがとうございました。

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