空良さん(左)と桐生さん

11月に真岡で凱旋公演

OSK日本歌劇団 桐生麻耶さんと空良玲澄さん

催し物

OSK日本歌劇団で活躍している、真岡市出身の桐生麻耶さんが11月5、6の両日、真岡市の市民いちごホールで上演する「OSK日本歌劇団創立100周年記念公演」に出演する。また、益子町出身で同団の空良玲澄さんと共演する。
 桐生さんは1997年に入団、2018年にトップスターに。21年に特定の技芸力が優れ、劇団への貢献度が高い劇団員が所属する特別専科に移籍し、トップスターを退いた後でも、美しさと豪快さを兼ね備えた男役として活躍中。17年の真岡公演以来、2回目の凱旋。
 空良さんは真岡ミュージカル出身で、入団4年目。高校時代に見た桐生さんの公演に魅せられて、同劇団を受験し合格。桐生さんのトップ就任公演で初舞台を踏み、桐生さんと同じ舞台に立った。栃木公演は初。
 同公演は文化庁の子供文化芸術活動支援事業で、今年7月に桐生さんが真岡市アンバサダーの就任記念も兼ねている。
 同劇団と地元公演について桐生さんは「OSKは自分を自分らしくさせてくれた場所。成長した姿を地元の方に見て頂きたい。そして、舞台が子ども達にとって夢の一つになって、いつかOSKを目指してくれたら嬉しい」と話し、空良さんは「私にとってOSKは夢そのもの。私を育ててくれた地元の方々に恩返し出来るような公演にしたい。また、子ども達には、ときめいたものにまっすぐに進んで、夢を叶えてくれたら」と、地元公演に意欲を燃やす。
(なお、チケットは両日とも完売)

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